猫の避妊手術

猫の避妊手術とは雌の猫の卵巣を摘出する手術のことです。

避妊手術をすることで、乳腺腫瘍、子宮蓄膿症などの卵巣・子宮系統の病気が予防出来たり、罹りにくくなることが知られています。罹ってしまうと大きな手術が必要になることもありますので、若いうちに避妊手術をして予防するといいでしょう。

猫は交配をするといつでも妊娠する可能性のある動物です。避妊手術を行うことによって意図しない妊娠を防ぐことが出来ます。

猫の避妊手術は全身麻酔での手術になりますので、大きくはありませんが麻酔のリスクがない訳ではありません。麻酔アレルギーや合併症が起こることもごくまれにあります。

避妊手術を行うと基礎代謝が減り太りやすくなります。

当たり前ですが、避妊手術を行うと交配は出来なくなります。

お腹の周囲の毛を刈り消毒をしてから、おへその下の皮膚と腹壁を切開して卵巣を摘出します。摘出後、皮膚と腹壁を縫合します。（当院では通常は卵巣摘出手術を行っております。）

当院では6ヶ月齢頃の手術をおすすめしていますが、体重や乳歯の生え具合によって時期がずれることもあります。手術をご希望の場合は6ヶ月齢頃に一度受診されることをおすすめしております。

手術の流れは

手術日の予約　→　術前検査（当日または事前に検査）　→　手術　→　入院（通常は１泊２日）　→　抜糸（通常１週間後）

となります。手術後１週間は傷をなめないようにカラーを装着します。

体重・妊娠・検査等によって変わりますが23000円からとなります。手術費用には入院費・麻酔代・薬代が含まれております。詳しくは当院までお問い合わせください。