犬の去勢手術

犬の去勢手術とは雄の犬の睾丸を摘出する手術のことです。

早い時期に去勢手術を行うと性格は穏やかになることが多く、他の犬とのトラブルが減ります。

去勢手術をすることで、精巣腫瘍、前立腺肥大、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなどの病気が予防出来たり、罹りにくくなることが知られています。罹ってしまうと大きな手術が必要になることもありますので、若いうちに去勢手術をして予防するといいでしょう。

意図しない妊娠を防ぐことが出来ます。

犬の去勢手術は全身麻酔での手術になりますので、大きくはありませんが麻酔のリスクがない訳ではありません。麻酔アレルギーや合併症が起こることもごくまれにあります。

去勢手術を行うと基礎代謝が減り太りやすくなります。

当たり前ですが、去勢手術を行うと交配は出来なくなります。

お腹から睾丸あたりまでの毛を刈り消毒をしてから、陰嚢という精巣が入っている袋を切開して精巣を摘出します。傷口は犬の大きさによって変わりますがだいたい３～５センチ程度です。

当院では6ヶ月齢頃の手術をおすすめしていますが、体重、精巣の大きさ、乳歯の生え具合によって時期がずれることもあります。手術をご希望の場合は6ヶ月齢頃に一度受診されることをおすすめしております。

手術の流れは

手術日の予約　→　術前検査（当日または事前に検査）　→　手術　→　入院（通常は１泊２日）　→　抜糸（通常１週間後）

となります。手術後１週間は傷をなめないようにカラーを装着します。

体重・検査等によって変わりますが23000円からとなります。手術費用には入院費・麻酔代・薬代が含まれております。詳しくは当院までお問い合わせください。